海外旅行

部屋の廊下から撮ったホテルの裏

ヒエラポリスの遺跡

トルコ8日間(09.8.21-28)

メヴラーナ博物館は、「寛容さは海のようにあれ」との教えを遺した13世紀から続いたイスラム神秘主義の一派の創始者の霊廟で、棺も安置されている。その教団の儀式、神との一体化を求め、ひたすらくるくると旋回し続ける「セマーダンス」を、時間の都合上見る事ができず残念至極。

ギョレメ 夕方の景色

09..8.24(四日目)

09.8.23(三日目)続き

メヴラーナ博物館

ホテルの人工的に造られた岩棚露天温泉。最上部から温泉が吹き出ており
最上部から二段目までは熱くて入れない。岩棚に座り肩湯を楽しんだ。海水
パンツでだが、トルコで温泉を満喫。

ヒエラポリス-パムッカレはトルコ西部・デニズリ県にあるユネスコの世界遺産の登録名。パムッカレは石灰棚の丘陵地帯の名前であり、2世紀頃のヒエラポリスというローマ帝国の都市の遺跡もみられる。

「ギョレメ・カヤ」洞窟ホテル

部屋からの眺望

インジェ・ミナーレ博物館

パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の一大生産地であることによる。昔、弱酸性の雨が台地である炭酸カルシウムの溶液となって地下水となった。それが地熱で温められて湧き出て温泉となり、沈殿した石灰が固まって、あたかも純白の棚田のような景観を作り出している。棚田のようになっているのは、漂流してきた枝などに石灰がたまり、それが長い間を掛けて堤を形成したためである。このような景観が約200mの高さに渡って形成されている。棚のプールは、大小合わせて100以上ある。限られた棚には入る事が許されている。 

洞窟ホテル、部屋

カッパドキアは、標高1000メートルを超えるアナトリア高原中央部に、100km²近くにわたって岩石地帯が広がる台地。キノコや煙突のような形の奇岩が林立し、巨岩がそびえる景観はまさに自然の驚異で、この不思議な風景は、柔らかい地層と硬い地層が重なり合い侵食されて生み出された。訪れた村は、「ギョレメ」と言い、周辺を奇岩に囲まれ、端から端まで1㎞ほどしかない小さな村で、もとは、4世紀頃に迫害を逃れたキリスト教徒が住み着いたのが村の始まりと云われる。

パムッカレからコンヤに移動し、メヴラーナ博物館、インジェ・ミナーレ博物館を観光。シルクロード隊商隊の宿跡に寄りカッパドキアに移動。洞窟ホテル「ギョレメ・カヤ」に宿泊。移動距離640Km。「ギョレメ」とは、見てはならないものとの意味で、自然と言う名の彫刻家が、この世に二つとない奇景を造り上げている。他の星にやってきたのかと錯覚するほどだ。

  ホテル「パムテルマム」。手前がプール、上が温泉スパ。

パムッカレ石灰岩棚

石灰棚から見た町
何層にも重なる石灰華は、まさに綿の城

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