西院と東院をつなぐ路
奈良時代建立の食堂(じきどう)。この北側に圧倒される優美さを漂わせる百済観音堂を中心とする夢違観音像(白鳳時代)、玉虫厨子(飛鳥時代)、橘夫人厨子(白鳳時代)、わが国を代表する宝物類を多数安置されている大宝蔵院がある。
聖徳太子の尊像(平安末期)が安置される聖霊院。秘仏として毎年3月22日の(御命日法要時にご開帳される。
第二日目(14.2.10)
宿泊先の、橿原グランドホテルでの夕食となったのだが、その満喫グルメは美味かった。料理長名前入りの献立で、自信と誠意が感じられる料理。鰤みぞれ鍋、肉鍋塩麹仕立、蓋物、汁物が抜群に美味かった。
法隆寺ご本尊が安置する金堂。金銅釈迦三尊像(飛鳥時代)、金銅薬師如来座像(飛鳥時代)、金銅阿弥陀如来座像(鎌倉時代)、そのほか木造吉祥天立像・毘沙門天立像(平安時代)の諸像が安置されている。
法隆寺、東大寺参拝。二ヶ所参拝だけで寒さもあり疲れ切り、京都移動は諦め、ホテルに帰りホテルにて夕食。どこもかしこも国宝だらけの法隆寺拝観だけで一日は要る。
大仏盧舎那仏像。大仏は像の高さ約14.7メートル,基壇の周囲70メートルで,頭部は江戸時代、体部は大部分が鎌倉時代の補修。台座,右の脇腹,両腕から垂れ下がる袖,大腿部などに一部建立当時の天平時代の部分も残っている。
創建から2度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建された世界最大級の木造建築の大仏殿
聖徳太子等身の秘仏救世観音像(飛鳥時代)が安置される東院の金堂、夢殿。建築の真珠と絶賛される。
奈良時代の梵鐘が吊されている東院鐘楼。鐘楼の形式としては最古。
かの菩薩半跏像が安置されている中宮寺。
日本最古の中門、阿形金剛力士像。
飛鳥建築の粋を集めた西院伽藍入口、中門。重厚な扉と、左右に立つ金剛力士像(奈良時代)に守られている。
法隆寺
南大門
阿形(あぎょう金剛力士立像.。運慶、快慶作の国宝。一般的な仁王像の安置方法とは左右逆。
吽形(うんぎょう)金剛力士立像
釈尊の遺骨を奉安する五重塔。高さは31.5メートルで、わが国最古の五重塔。
鏡池西側の古木
大仏殿東北隅の多聞天像。四天王の中でも多聞天は最強の守護神。
大仏殿西北隅の西方を護る守護神、広目天像。
大仏の左に脇侍として安置されている木造虚空蔵菩薩坐像
盧舎那仏像
大仏の右に脇侍として安置されている木造如意輪観音坐像
大仏殿手前の楼門、中門
奈良時代の当時、日本の60余か国にに建立させた国分寺の中心をなす「総国分寺」と位置付けられた東大寺。
東大寺
中ノ門ともよばれる、西院と東院の間に建つ東大門。
東院への四脚門
東院の老枝垂れ桜。春の美しさが伺える。
吽形(うんぎょう)金剛力士像。
日本最初の世界文化遺産、法隆寺。
法隆寺の玄関にあたる総門、南大門。永享7年(1435)に創建時のものは焼失し、永享10年(1438)に現在の門が再建。
西院伽藍を望む