ブルーモスク西広場に建つオベリスク。ここは戦馬車によるレース等が行われた3世紀初頭の競技場跡。左のオベリスクはエジプト、カルナックのアモン神殿から運ばれたと云われている
海外旅行では、チップ程度の現金しか持参しないが、ことトルコ、特に半値八掛けが未だ通用するバザールでは現金が貴重。カードでは、バーゲンパワーがでない。バザールで買い物するなら現金を持っていったほうが良い。また、トルコは革製品、トルコ石、染料を使わず動物の毛の色だけで模様を出した絨毯など素晴しい品物が多く買い物も楽しい。
食料自給率100%の世界有数の農業国、トルコ。世界三大料理の一つと云われる所以だ。スープが先ず美味い。調味料として使われるヨーグルト、種類豊富なチーズオリーブ。食に添える副材が良い。次回はイスタンブールに腰を据え、美味いもの巡りがしたいものだ。
09.8.26(六日目)
トプカプ宮殿はメフメット2世時代の1467年に完成した。トプカプは大砲の門という意味でトプカプ宮殿の名はボスフォラス海峡側に大砲が据えられていた事に由来する。広さ、皇居の2倍のトプカプ宮殿。86カラットのダイヤ、3kgの世界最大のエメラルド等が展示される宝物館が圧巻。
360年に建てられたギリシャ正教の本山であったアヤソフィア聖堂。その後焼失し537年、ビサンティン美術の最高傑作とされる大聖堂が再建された。直径31mの巨大ドームは高さ54mもの高さがある。
アフメット1世によって、1616年、7年間かけて建造されたブルー・モスクは、世界で最も美しいモスクと言われ、内部の壁、柱、天井が青を基調とするところからブルー・モスクと呼ばれている。オスマン建築の傑作で、壁の下部と壁面にはチューリップ、ユリ、リラ、糸スギなどの植物が描かれた青や緑のタイルが張詰められている。建設当時は21、043枚ものタイルが使われたとの事。内部は200を超える小窓から差しこむ光によって、2万枚を超す青いイズニックタイルに反射し刻々と変化するステンドグラスやタイルが幻想的。
アンカラから9時間半、朝8時前にイスタンブール着。世界遺産イスタンブール旧市街観光の一日。午前は、旧市街側のブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿を観光。午後は、始めての自由時間であったが、イスタンブール散策は、新市街側の宿泊ホテル「スルメリ」近辺の散策にとどめる。
記念で思い切って購入した絨毯。染でなく毛の色で作られた絨毯。
金角湾を望む
トプカプ宮殿
アマソフィア聖堂
ブルーモスク
イシタンブール金閣湾
09.8.27(七日目)
9時ホテル出発。イスタンブール空港1時間半遅れでタシケント経由成田へ。翌日、8月28日9時前に成田着トルコ8日間の旅も楽しく無事終了。