三原山中央火孔。直径300~350メートル、深さ200メートルのお椀の形。1986年噴火で火孔は溶岩で一杯になったが、一年後の噴火でこのような形に。
遊歩道の終着点、火口一周の「お鉢めぐり」のスタート地点に、遠く富士を望む三原神社。都内七福神30箇所結願を報告。
伊豆大島(2018.12.18-19)
今回のお土産、鯵、飛魚のクサヤ。伊豆諸島の名産、クサヤ、確かに臭いはクサヤに敵う物は無いだろうが、この深みのある味に敵うのも少ない。ともかく美味いの一言。
都内七福神巡り結願の伊豆大島七福神巡りで大島を訪れた機会に大島を巡る。
東京から110Km、竹芝桟橋から高速船で2時間の伊豆大島をレンタカーで二日間。
初日は、大島を反時計回りに南地区を廻り、二日目は、北地区観光、三原山お鉢めぐりを。お鉢めぐりは、高所恐怖症の所為ももあるのだが、台風並みの強風で、今迄経験した事無い恐怖感で大変な難行苦行であった。
二日間での、レンタカー走行距離、58Km。レンタカーで始めて路肩、駐車場で車のボディを傷つけた。幸い保険で救済され弁済は無かったが、自覚していない死角が生じているのかもしれない。
1986年の全島民非難の大噴火の時、溶岩が、三原神社手前で左右に別れ、三原神社は溶岩流から守られた。三原山噴火は、正に「御神火」。
三原山中央火孔。火口一周の「お鉢めぐり」は、2.5Km、35分と案内されているが、今日は、強風で歩くのもままならず、中間点のこの頂点に来るまで、40分を要した。
遊歩道から溶岩を
大型のアグルチネート。噴火の時に吹き上げられた溶岩の飛沫が積み重なった物。5mの高さ。
地肌からは煙が。稜線を怖々と歩いていく。
三原山中央火口火孔
遠く、2.2Km(45分徒歩)先の赤矢印箇所、山頂口展望広場から溶岩流の跡に整備された遊歩道を歩いて来たのだが、「表砂漠」溶岩地帯を望む
竹芝桟橋をジェット船で、8:35に出発し、大島着、10:20。大島の入港地は、風向きによって北の玄関口、岡田港か、西の玄関口、元町港かになるのだが、本日は、岡田港に到着。元町港傍の大島観光協会に行き、大島お薦めポイント紹介して頂く。第一日目は、大島南地区を観光。元町から波浮港に下る。地層大切断面、波浮港見晴らし台を経由し、月と砂漠ラインを通って裏砂漠へ。あじさいレインボーライン、三原山登山道路を走り、今日の宿泊先、元町のホテル白岩に三時過ぎに到着。9,016歩、6.9Km。
第一日目(2018.12.18)
今日の昼は、元町港近くに「寿司光」の待望のべっこう寿司の島握り。
三原山山頂口から三原山を遠く望む。一時間半かけて758mの山頂に。
桜株。来航する舟の目印になる程の巨木だったのが、何時しか幹から分岐した大枝が倒れ、これが根付いて3本の子株となって生育している。樹齢800年と云われている。
三原山頂口から、富士山、伊豆半島、熱海から石廊崎まで全て望める。
大島公園椿園
泉津、椿トンネル
第二日目(2018.12.19)
ホテル白岩。畳で足も伸ばせ、ベッドも大型ツウィンで快適。
今日の昼飯は、一番人気の波浮港「港鮨」が定休日であったので、波浮港西の「大関寿司」の椿握り。大島のべっこう寿司を食べ損なった。残念至極。
ホレル白岩、白椿露天の湯。久し振りの露天で気分良し。
夕飯は、ホテル白岩、「椿油のオイルホンデュ」
絶景の波浮港見晴らし台。
宿泊は、天然温泉の宿、ホテル白岩
昭和27年我が国初の飛行機墜落事故、日本航空もく星号遭難の地。乗客乗員37名死亡。
裏砂漠から櫛形山を
裏砂漠
月と砂漠ライン入口
伊豆諸島展望所から。三宅島、新島、神津島、利島島、他。
波浮港
百万年から数十万年以上前に活動していた筆島火山の残骸の筆島。
地層大切断面。大噴火度ごとの、火山灰地層縞模様。最下層の物は、一万五千年前と物。元町港から波浮港への途中。
源為朝が大島に流され住んでいたとされる屋形の跡、赤門。元町港の近く。
大島までは、東京湾、浦賀水道、相模湾と航行し富士も眺望でき二時間の船旅は飽きない。
岡田港を船内から
東海汽船のジェット船で大島へ
岡田港からジェット船で竹芝桟橋に
二日目は、大島北地区を観光。泉津の椿トンネル、都立大島公園椿園、桜株を訪れ、最後に三原山に向かった。お鉢めぐりは、台風並みの強風で、転落防止の縄を握りしめながらの火口巡りで、これ程怖い思いはした事がない。ともかく吹き飛ばされそうで怖かった。帰りも、元町港でなく岡田港からで、14:35大島出発、竹芝桟橋到着、16:20。19,100歩、14.6Km。