読書ノート

(本タイトルのフォント青色の書籍が、私の好きな「100冊の本」候補)

2014.12月

「破門」
角川書店
黒川博行

2014.12.10
2014直木賞受賞作品。映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮の二人は、失踪した詐欺師を追う。本家筋の構成員も絡んで、組同士の込みあいに発展。

問答無用に面白い。面白さにかけては文句のつけようがないのだが、心に残るものがなく、ただただヤクザ抗争のエンターテイメント小説。その点で不満が残る。 

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