不整脈治療
脈が遅い事で起きるふらつきや失神等の症状、病名としては洞不全症候群をペースメーカー植込みによる治療で改善を目指す。

ペースメーカー本体は、心臓の上の鎖骨の下、5cmほど切開して皮下に埋め込まれ、鎖骨の下の静脈にリード(導線)を挿入し右心房、右心室そえぞれに穿刺、留置する。心臓の脈拍を監視し、必要時に電気信号を与える事で、徐脈性不整脈を防ぐ。

手術は、リード先端の心臓内の穿刺状況を確認する目的なのか、術中に深呼吸が要請され意識のある局部麻酔が望まれるとの事であったので、今回は局部麻酔での手術となった。手術中の状況が分かり局部麻酔で良かった。

手術室入室が、8:50分。部屋に戻ったのが10:15分。手術時間は1時間強であった。
部屋に戻り、砂袋を1時間、胸の個所に乗せ安静。

その後、エコー、レントゲンの後、遅い朝食と昼飯。

術後は、チタン合金のペースメーカーが植込まれた違和感、術後の痛みで痛み止めのカロナールを服用。術後3日間で4錠服用。
入院期間中は、病院の廊下、5階までの階段の上がり下がりを毎日励行し体力回復に努めた。

退院は、9日後の4月16日であったが、先生に無理を云い一日早め、15日に退院。退院後の最初の外来の、4月22日、ペースメーカーの順調な稼働を確認。次回のペースメーカー外来は、8月6日に。
ペースメーカー本体が浮き上がっている。触ると不気味だが一生の付き合いだ。頭にはコイル、鎖骨静脈には、一本は心房に、他の一本は心室に刺さったリードが二本。医療は恐ろしい(24.4.16)

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3階ナースステーション前のロビーより
入院した321号室
頭のMRI定期検査で、延期されていたペースメーカー植込み手術であったが、心臓血管の先生は「倒れたらきてください」に対し、八丁堀のかかりつけ医は、私の家族であれば「直ぐ手術です。何時倒れるかも分からない状態で、倒れてどんな怪我をするか大変心配」との事で、急遽、ペースメーカー植込み手術をする事となった。入院、4月8日。手術、9日。退院予定、16日の8泊9日の予定。
 頭の定期的に必要なMRI検査の問題は持ち越しとなった。今後、慈恵医大と打ち合わせが必要。
ペースメーカー植込み